【FGO】2部7章前半シナリオをまとめ＆考察するよ【ナウイ・ミクトラン】

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2部7章前編が公開されて2週間以上経ったので、ネタバレフルスロットルで情報まとめ＆予想していきますよ！

U-オルガマリーの情報まとめ＆考察

2部5章の最後で衝撃の登場（再登場？）を果たした彼女。

今回は「面白半分に前線に出てきた圧倒的強者が何者かにボコられて記憶喪失、主人公の味方になる」というコッテコテの展開で一気に好感度をあげてきました。

7章前半で明かされた彼女の行動の理由と主張を要約すると、

「惑星に呼ばれたので、知性体（＝人間？）の育成と指導に来ました。目的は育成と指導なので、王になって支配する気はない」

これはつまり、

Uさんは「愚かな人類を再教育して！」って惑星に頼まれたので先生としてやってきた。そして、「今の地球にいる人類を再教育するより、一度メンバーを入れ替えてゼロから教育した方が手っ取り早い」と判断して人類を抹殺した…ってこと？

一応これで矛盾なくU－オルガマリーの言動行動を説明できるはずですが、何だかイマイチしっくり来ないなぁ…。

モリアーティの「被検体Eが異星の神を呼んだ」って話とも、「惑星を統べる（統治する）もの」ってサブタイとも矛盾しますしね。

オルガマリーが異星の神なのか、ここに来て急に疑わしくなってきましたね。

異星の巫女がオルガマリーを監視してるように見える図もありましたし、実はオルガマリーはより上位の存在の手駒でした！って可能性もありそう。

テスカトリポカ

クリプター・デイヴィットのサーヴァントで、十中八九グランドクラスのバーサーカー。

…の、はずなんですが、あんまりそんなイメージのない外見で来たので正直びっくりでした。

戦の神だから武器商人って設定なの？

7章前半で明かされた情報は、「疑似鯖である」と「未来と今の時間軸を入れ替えられる能力がある」の二つだけで、まだまだ彼に関しては謎だらけです。

わざわざガワを作ってまで憑依したのに、自分以外のテスカトリポカも複数いますし、後継者っぽい存在もいますし。

テスカトリポカは黒・白・青・赤の4人兄弟説があるそうですが（テスカトリポカ4人説では「テスカトリポカ」は「黒」を指すことが多い）、なんでわざわざ「兄弟4人説」を採用したんでしょうね？

デイビットのサーヴァント、インテリヤクザっぽいグラサン男は黒のテスカトリポカ。

白、青、赤のテスカトリポカはケツァルコアトル、ウィツィロポチトリ、シペ・トテック。

つまり、ウィツィロポチトリでもあるトラロックも「テスカトリポカ」のひとりです。

白のテスカトリポカ＝ケツァル・コアトルは、ククルカンが担当してるとして、赤のテスカトリポカ（シペ・トリック）は誰だ…？

そして私が不思議に思っているのは、「死んだ」ぐだをテスカトリポカが蘇生（？）させたこと。

汎人類史のテスカトリポカは冥界神の側面はありません（アステカ神話の冥界神はミクトランテクートリです）。

し、死者を蘇生させる権限は基本的に冥界神しか持っていません。どの神話でも、冥界神の神格や権力は主神と同レベル。冥界神を差し置いて死者蘇生とか、主神でもおいそれとはできないことのはず。

死者が集まる場所＝サーヴァントを召喚できる場所があったのも、テスカトリポカが汎人類史では持っていない力（権限）を持っていることと関係があるんでしょうか？

ORT

私はFate以外の型月作品を碌に知らないので、ORTが何なのか公式にちゃんと聞いたのはこれが初めてだったりします。

ORTは「地球の救助要請に応じて現れる、クッッッッソ強い宇宙生物」らしいです。

助けて～！と呼ばれたから強い奴がやってくる、そこまではいい。

なんで助けを呼んだ本人（？）を喰うの？？

弱った個体を捕食するのが自然の摂理と言えばそうなんですが、ORTって「呼ばれてないのに何か間違えて早く来ちゃったから、約束の時間まで寝てるわー」って存在なんですよね。

早く来ちゃったなら来ちゃったでさっさとお仕事して帰ればいいのに何で律義に時間まで待つの。ゴハンの時間は決まってるタイプなの。

何かもう色々と謎過ぎる。

で、ORTは強すぎて倒すなんて無理無理、ウルトラマンでないと対処できないらしいです。

そういえばシン・ウルトラマンがAmazonPrimeで見放題だったので見たのですが、面白かったですねー。色々と突っ込みどころは満載なのですが、いい大人たちが大真面目に怪獣バトルしてるところがシュールで面白かったです。

閑話休題。

ウルトラマン、ウルトラマンねぇ…。そういえばUーオルガマリーのUは、ウルトラマンのUだそうですね。

「強すぎて倒せない」「死の概念そのものがない」と作中で再三言われているORTですが、言われ過ぎて逆に「そうか、じゃあ何とかして最終的に倒せるんだな！」としか思えない。

強すぎて倒せないはずのゼウスや神ジュナは「あの手この手で神格を下げて人の手が届くところに引きずりおろす」って手段で倒したし、

なんかよく分からない防御相性を持つヴリトラは「泡で倒す」とかやってたし、

「死の概念がない」ティアマトも山の翁が死の概念を植え付けて倒したし、

「『完全に命を絶つ』が出来ない敵は別の次元や空間や宇宙に放逐する」はリゼロやジョジョや、FGOのツングースカでもやった手段なので、ORT相手でも出来るんじゃない？感があります。

なのでORTに関しては、「どうやって倒すか」ではなく「地球のSOSを聞いてやってきたORTが真っ先にカルデアに向かう理由」を考えた方が面白い気がします。

ホームズとモリアーティと「異星の神」

前々から予想されていた通り、ホームズも『異星の神の使徒』でした。その辺の謎はトラウムで明かされたものの、新しい謎が出てきています。

異星の神の目的が「人類滅亡」だったとしたら、なぜホームズは協力を承諾したのか、とシオンは疑問を感じています。サーヴァント召喚は強制ではなく、双方合意の上での「契約」ですからね。

が、異星の神を名乗るU-オルガマリーは自身の目的は「より良い方向に人類を導くことであり、支配ではない」と言っています。これは、人類史を守りたいカルデアの目的と根本的には矛盾しません。何をもって「より良い」と言うかの方向性の違いはあるかもしれませんが、話し合いもすっ飛ばして初手から地球白紙化は乱暴でしょう。

人間の言い分など神様は聞く耳持たぬかもしれませんが、だったらなぜ、鯖を使徒として召喚してカルデアに協力させるなんて回りくどい手段を取ったのか。

そもそもホームズを召喚した「異星の神」とU-オルガマリーは同一なのかも疑わしくなってきました。

ホームズの正体は分かったものの、異星の神とその使徒の周辺はまだまだ謎だらけです。

ホームズ粛清の刺客だったモリアーティが自身を「『異星の神』の使徒ではなく『異星の』使徒」と言っていたのも気になりますしね。